ブラック企業にどっぷり漬かりやすい人の特徴とは?
ブラック企業にどっぷりと漬かってしまい、辞めたいと思っても辞められない人は意外に多く存在しています。
どういう人がブラック企業に漬かりやすいのか、その特徴を見てみましょう。
もし当てはまる特徴があるなら、ブラック企業に入社しないよう気を付けないといけません。
真面目過ぎる
仕事をするうえで真面目というのは大きな武器になります。
それだけ真剣に仕事をしますし、責任感を持って仕事に向き合えるからです。
ですがそんな武器となるはずの真面目さが、ブラック企業に漬かりやすい特徴にもなってしまうのです。
特に真面目過ぎると言われるような人は要注意です。
ブラック企業の採用担当者は、あなたのそんな真面目過ぎる性格を欲しがっています!
真面目な人はその性格から、どんなにきつい環境で働かされてもそれに不満を感じず、黙々と仕事をしてしまいます。
辛いと感じていてもそれを伝えることができず、自分が頑張ればいいんだと無理をするわけです。
最終的に肉体的にも精神的にも大きなダメージを受け、体を壊してしまうこともあり得ます。
このタイプの人はパワハラを受けても我慢し続けることが多く、単に仕事がきついだけでなく、職場の人間関係が最悪な場合も仕事を辞めるという選択肢を選べない傾向が見られます。
ブラック企業からすればこれ以上ない人材と言えますが、自分自身が辛い思いをしやすくなります。
純粋で人を疑わない
ブラック企業は時に洗脳とも言える手段で社員を教育しようとします。
限られた生活圏内で、かつ睡眠不足と疲労が溜まった状態…、まともな思考が働かなくなります。
どこの企業だって残業は当たり前だとか、これくらい誰でもやっているとか、言葉巧みに社員に重労働を強いてきます。
純粋で人を疑わないタイプの人は、こうしたブラック企業の都合で押し付けられた言葉を信用し、不満を感じる自分が悪いだと考えてしまいます。
そうして徐々に洗脳されていき、どんなに辛い仕事でもそれが当たり前と感じるのです。
そうじゃない人はこの企業はおかしいと感じた時点で退職するなど、ブラック企業から逃げるのですが、純粋な人はいつまでも残って働き続けます。
ブラック企業にはこうした人が多く存在し、彼らが会社を支えていると言ってもいいでしょう。
ブラック企業も扱いやすい人間は可能な限り遣い潰そうとしてくるので悪循環です。
企業の中には悪質で、人を奴隷のように扱うところもある、そう考えることも大切だと思います。
悪いのは自分じゃなく企業、少しわがままにも思えるかもしれませんが、それくらいの考え方も必要です。
自分の能力を信じられない人
いわゆる自信が持てないタイプの人も、ブラック企業に漬かりやすい性格です。
これは非常に言いえて妙であり、ブラック企業の採用担当者は自信に満ちた求職者を欲しがりません。
ブラック企業では悪質なパワハラが横行していることも多く、厳しく罵倒されることも珍しくありません。
自分の能力を信じられないタイプだと、この言葉を素直に受け入れてしまい、どんどんブラック企業の言いなりになっていきます。
逆に自信のあるタイプの人は罵倒にも反発しますし、それができる人はブラック企業に長居しません。
いくらでも自分の能力を活かせる企業はあるのですから、1つの企業に固執する必要がないからです。
一方で自信のない人は他に行くところもないし…と考えてしまい、ブラック企業だとわかっていても転職の決断ができなかったりします。
性格的に内気な人もこれに該当するでしょうか?
まとめ
おとなしい人ほどブラック企業に長く勤める傾向もあるようです。
いずれにしても自分に自信を持つことが、ブラック企業を避ける1つのポイントになるでしょう。
ブラック企業で働くのは誰にとっても辛いことですが、中には漬かりやすいタイプの人もいます。
自分がそういうタイプかどうかを考え、もしそうだとするならブラック企業に利用されないように注意しましょう。