定時退社を可能にするには成果主義を採用すれば良いのか?

定時までダラダラ仕事をしているために残業時間が長くなっている方は多いです。

 

残業

 

残業代欲しさにそうしている方も少なからずいるでしょう。

 

年功序列ではなく成果主義を採用すれば、定時退社を当然にすることができるのでしょうか。

 

実成果主義の会社は離職率が高くなりやすい

 

成果主義は働く側としては、結果を出せば給与がアップする仕組みと認識している方が多いでしょう。

 

しかし経営サイドとしては、結果を出せなければ給与がダウンする仕組みと認識しているケースが多いです。

 

この成果主義の仕組みは、下記のような問題を生み出します。

 

  • 努力が結果になかなか結び付かずに給与が良くならない
  • 成果をあげなければいけないことへのプレッシャーが大きい
  • 成果をあげようとして残業が増える
  • 仕事量が多くなり過ぎて早く退社しようがなくなる

 

成果主義を採用したからといって、それだけで定時退社が可能になるわけではないということがご理解いただけたのではないでしょうか。

 

また上記のような問題を招いた結果、成果主義の会社では離職率が高くなりやすいと指摘されているのです。

 

とくに仕事ができない方は給与に直接悪影響が及ぶため、会社を辞めてしまいます。

 

職場の雰囲気は殺伐としている

 

成果主義というのは、社員一人ひとりが自分の評価を気にし過ぎる状態をつくり出しやすくなります。

 

チームワークが悪化し、個人プレーに走る人間が出てきて、ぎすぎすした人間関係になってしまう原因になるのです。

 

自分の成果を気にするあまり、ほかの社員を蹴落としてでも給与アップしようという人間が出てきてもおかしくない社内環境といえます。

 

仕事の量だけ見ると変わらないのに、同年代の社員との給与の大きな差に不満を感じる方も多いです。

 

その結果自分より高待遇の社員には、非協力的な姿勢を貫こうとする方も多いといいます。

 

自分の評価にしか目が向かないために、組織で人を育てるという意識が薄くなる原因にもなりかねません。

 

人を育てるイコール、自分の立場を脅かす存在を自分自身でつくり出すことつながる点に、抵抗感があるためでしょう。

 

このような雰囲気の悪い職場の中で、成果をあげることを強いられているような状態で働き続けることに耐えられなくなる方は多いです。

 

殺伐とした雰囲気の職場に成果主義はなりやすいという点も、離職率を高くしている理由のひとつになっているといえるでしょう。

 

できない人間のツケが優秀な人間にも回ってくるので優秀な人も退社していく

 

仕事がデキる人間は高く評価されて、たくさん稼げる仕組みになっているのが成果主義です。

 

しかし優秀な人間であれば天国のような環境かというと、決してそのようなことはありません。

 

仕事ができない人間ほど辞めていきやすい環境であるということで、いなくなった人間の尻拭いは誰かがしなくてはなりません。

 

残っている仕事がデキる人間が、仕事ができない人のぶんをこなすことになれば仕事量は増加、場合によっては残業時間が長くなってしまいます。

 

その結果、優秀な人間とはいえあまりの負担の大きさに耐えかねて、辞めていってしまうことも珍しくありません。

 

成果主義で定時退社を可能にするには?

 

成果主義での目標は、結果を出すほどにハードルが高くなっていくものです。

 

働けば働くほど、目標やノルマは高くなっていくことになります。

 

結果仕事量や仕事のレベルが上がり、プレッシャーは大きくなり、残業時間は長くなっていってしまいます。

 

こうした負のサイクルを自分でつくらないためには、あまり欲を出さないのがひとつの手です。

 

翌年などの目標やノルマがきつくならない程度に仕事を抑える、そのためにあまり高い地位や給与を求めることはしないというものです。

 

行き過ぎた成果主義の会社でほどほどに働くということができないのであれば、思い切って転職をするのも良いでしょう。

 

残業なしにする、しているという会社は増加中のようですので、給与面なども納得できて定時退社できる転職先が見つかるのではないでしょうか。

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